エアークリーナーエレメント(フィルター)交換

 

純正のクリーナーエレメント(フィルター)を、より吸い込み効率のよい社外品のエアクリーナーに交換する方法です。

エアークリーナーエレメント(フィルター)交換
この方法の評価(5段階)
難易度 パフォーマンス度 コスト
1~3

社外品のエアークリーナーには大きく分けて2つのタイプがあります。

 1つは純正のエレメントのみ交換するもの(いわゆる純正交換タイプ)。

 もう1つはエレメントを覆うボックスを撤去してエレメントがむき出しになる形状のもの。(いわゆるむき出しタイプとかキノコタイプと呼ばれます。)

 前者は3,000円前後、後者は10,000円前後の価格差があります。交換率は後者のむき出しタイプが多いようです。

 エアークリーナーエレメントには、エンジンが空気を吸い込む時にゴミなどの異物を除去するのが目的ですが純正のエレメントはほとんどがコスト等の問題でペーパータイプになっており、吸い込み効率は良くありません。

 また、扇状になっているのはフィルター部分の面積を稼ぐ為の工夫です。

 特にターボ車では、たくさんの空気を吸い込めばパワーが上がるという概念からすると、ゴミを除去しつつ吸い込み効率も良いといった社外品にするだけでパフォーマンスが向上することは確かです。

 しかし、闇雲に社外品にすればよいという訳ではありません。それぞれのタイプに応じた対策を施すことで社外品のメリットを最大限に生かすことが出来るのです。

 そこで特に注意して頂きたいのは、むき出しタイプのものに交換して「ハイ終わり!」のままの状態。

 これは下手をするとエンジンにとって良くない状況になっている場合があります。

 空気は温度が低いほど密度が小さくなる性質があるので、エンジンが吸い込む時の温度は低ければ低いほど効率が良いのです。

(夏場と冬場ではエンジンのパフォーマンスに差があります。)

 ターボ車のほとんどがインタークーラーを装備しているのは、この為です。しかもエアスクープを設けて走行風が直接当たるようになっていたり、ラジエーターよりも前に位置していたりします。ターボ車では、非ターボ車よりもエンジンにできるだけ温度の低い多くの空気を押し入れる為に、排気ガスが放出される勢いを利用して回るタービンが、同軸のコンプレッサーを回してまるで掃除機のように空気を強制的に吸い込んでエンジンに送り込むことで大きなパワーを得る仕組みなので、吸い込む空気の温度は低い方が良いのです。

 ところが、エンジンルームは灼熱地獄です。純正のエアークリーナーはボックスに覆われて、しかも先端が車の前部までパイプを延長した形状になっています。

 一見すると「何て吸い込み効率の悪そうな」と思ってしまいがちですが、これは熱い空気を吸い込まないように工夫されているのです。

 吸い込み効率だけを考えるとむき出しタイプに軍配が上がりますが、熱い空気は密度が低くエンジンに送り込むには効率としてよくない場合があるのです。

 むき出しタイプにする場合は遮熱板を設けたり導風板を設置すると良いでしょう。

 それから、タービンまでの配管はできればストレート形状か曲がりが少なくなるようにし、圧力が掛かったり吸い込みの際に膨張や凹みなどの影響を受けないアルミなどの変形しない材質のものにすると更なるパフォーマンスアップが可能です。本当にパワーアップをロスなく考える人は、ココにもお金を掛けています。

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