ブーストアップ商品に問題を感じるようになった・・・

私はてっきりターボ車のパワーアップには、かなり大掛かりなことをしないといけないと思っていたので、ブーストアップという方法がこれほどまでに簡単だとは思っていませんでした。

 たとえば、ちょこっと電気配線とホースの配管さえすればブーストブースト調整まで出来るという優れものがブーストコントローラーなるものです。

 ところがこのブーストコントローラーは、高い!しかも限られた車種用しかない!ショップに取付を頼むと工賃まで発生する!そして、挙句にはこのように売り込みをかけられます。

 「ブーストアップだけだと燃料が不足してブローや損傷などのリスクがあるから、一緒にコンピュータチューンと燃料調整までやりましょう。」

 え?、3万ほどのブーストコントローラーが結局10万円ほどの大金を支払うハメになる典型的なシチュエーションです。

 いや、「取りあえずブーストコントローラーだけでいい」と思ってもあの敷居が高い独特な雰囲気に呑み込まれ、なかなか言い出せなくひきつりながらローン申込書にサインしてしまっています。

 それだけではなく、「車を壊すよりよっぽどいいよ」「これであの○○に勝てるね」それだけに留まらず、「パワーが上がると今度は○○を強化しなきゃならないから。工賃は一回でやると安く出来るからね。」と更に他のパーツを売り込んでくるからたまったものじゃない!

 もちろん、全てのショップがそうではなく、きちんと予算や費用対効果、リスクを事前に説明して納得の上でチューニングを施してくれるところもあるはずですが、こういったショップをチョイスできるかどうかは何度か通ってその雰囲気をつかむしかないわけです。

 口コミでも実際やりとりするのはオーナーとチューナーの1対1だから、人がいいとついあれもこれもと本当は買うつもりもないものまで買ってしまうということになりかねないのです。

そういったことをひっくるめて一番いいのは、自分で必要なパーツだけをチョイスして自分で取付ができること。
 ブーストアップで言えば、ブーストアップできるパーツとそれを自分で取り付けできる知識、手ごろな価格があれば、多くの人に満足してもらえると思っています。

ブーストアップの方法は、ターボチャージャーの仕組みさえ理解できればとても簡単です。

 既に世の中にはブーストコントローラーなるパーツが出回っているので、これを参考に自作することが出来ないかと考えて出来たのが、【お手軽ブーストアップマル秘ホース】なのです。

ブーストアップへの試行錯誤と、マル秘ホース作成への思い

これまで、私は日々クルマのパワーアップが出来ないかを考えていました。
 ショップやメーカー製の高価なパーツに頼ることなく、自力であまりお金を掛けずに手軽にできないものかと色々なパーツやグッズを試してきました。

ガソリンタンクに入れるだけでパワーが上がるとされた錠剤や添加剤、エアークリーナーに挿入してエアーの流れをよくすることで吸気効率がアップし、パワーがあがるとされた金属製の羽根車(サイクロン)、バッテリーからの電気の流れをよくすることでトルクが増し、パワーが上がるとされたアーシング、燃料ラインに巻きつけると磁力でガソリンの性質が向上しパワーアップするとされたアルミテープ、マフラーをアーシングすると排気効率がよくなり、パワーアップするとされたマフラーアース…等々ホームセンターを中心にカーショップやカー用品コーナーに並んでいるほとんどのグッズを試してきました。

しかしどれも気休め程度か全くと言っていいほど体感できることはなく、やはりメーカー製のちゃんとしたパーツやチューニングショップに持ち込んで高いお金を掛けなければ体感できるほどの効果を得ることはできないのかとあきらめていました。

そうした試行錯誤の末、最終的に自分で満足のいくパワーアップ方法としてたどり着いたのが、私の商品、【お手軽ブーストアップマル秘ホース】です。

 私が自信を持って商品化するに至った、【お手軽ブーストアップマル秘ホース】のポイントは・・・

  • パワーが上がることで乗りやすくて楽しい車となり、おまけに燃費が向上した。
  • 大金を掛けずに僅かな投資で費用対効果以上のパワーアップが簡単&スグに体感できた。
  • 自分で車いじり・チューンアップ・パワーアップすることの喜びと楽しさ・達成感が得られた。
  • 愛車への更なる愛着感がわき、クルマの買い替えを留まった。
  • 本格的なスポーツ車ではないので、コテコテのチューニングではなくちょこっとパワーアップが簡単に叶う。
  • クルマの買い替え時に、すぐノーマルに戻せて次の車への付け替えでまた楽しむ事ができる。
  • 雑誌やメディアに取り上げられるような車ばかりでなく、マイナー車種でもターボ車であれば問題なく取付可能。
  • パワーアップチューンは大抵、音がうるさくなったり、排気ガスが多く出たり臭くなったり、燃費が悪くなるが、全くそれらの影響がなくまた環境にも問題がない。車検や道交法にも影響がなく安心して乗っていられる。

といったものです。こういうポイントは、多くの車好きの方が持っていらっしゃるニーズなのではないでしょうか?

ヤフオク出品で大好評!でもクレームや問題もあった・・・

当初は自分だけのもので満足していたのですが、同じ思いで欲しがっている人達も居るのではとヤフオクで出品してみた所、たくさんのニーズがあることで今に至っています。

 販売開始から11年で8000件超の販売数となり、大変良い評価や感動のご報告、高い商品ではなくても十分満足が出来たなど嬉しい評価コメントやメールにお電話までいただいて来ました。でも、悪い評価も中にはいただきました。

 商品の部材代だけで言えば安価なので、「ぼったくり」だとか、「昔、カー雑誌に載っていた技法をパクってるじゃないか!」とのご指摘を頂くこともありました。

 後者の件は本当にそのことが知らなかったので、私のオリジナルだと思っていたのですが驚きと共にどうしていこいうかと悩みました。

 ですから商品をご覧になれば手法や商品をご存知かもしれません。

試行錯誤の末、今の
「お手軽ブーストアップマル秘ホース」になりました!

さまざまな試行錯誤の末、今の「お手軽ブーストアップマル秘ホース」になりました!

 国産各車種(軽自動車からトラック、マイクロバスに至るまで)230車種以上に実績が御座います。シングルターボ、ツインターボ(シーケンシャル・常時ツイン)全て対応しています。

この手法では危険だとか、子供だましだとかで敬遠される方も見えますが、いくつかの種類を試すうちにどうすればブーストアップだけでなく、微妙な加減やブースト調整がうまくいくかが分かるようになり、それらをマニュアルとしてまとめ、販売前には代金を頂かずにサンプル・テスターとしてデータを頂き、間違いなくご満足頂けると確信できて販売に至っています。

テスターの方には九州では有名なドリフターの方もいらっしゃいます。1JZツインターボの開発依頼はこの方からのコンタクトで実現しました。

やがて雑誌に載る所でしたが、コンペの規定等の絡みがあったため伏せて頂きました。

 また、所詮個人のアイディア商品、大量生産など出来ないのでもし広まりすぎてしまうとかえってご迷惑をお掛けすることになるのではと勝手な想像をしたりしました。

 このように「お手軽ブーストアップマル秘ホース」は、お手軽かつ確実にブーストアップできる、と言うようなメリットもあるものの、いくつかの問題点も抱えていました。

ブーストアップ商品の歴史と、「お手軽ブーストアップマル秘ホース」最大のウリ

ひと昔前まではブーストアップ商品の主流といえば「機械式ブーストコントローラー」で、HKS・トラストなどをはじめとしたチューニングメーカーから販売されていました。

 しかし、その機械式ブーストコントローラーは生産されなくなってしまいました。

 その理由の一つとして「電子式ブーストコントローラー」が出現したためで、コンピュータの発達で電子式ブーストコントローラーが比較的安価で作成できるようになったことにより、機械式ブーストコントローラーにとって変わってしまったのです。

 加えて電子化することによって、燃料供給量の調整・マップ変更などのサブコン機能との抱き合わせがやりやすくなったことも挙げられます。

 機械式ブーストコントローラーの弱点とは?

 機械式ブーストコントローラーは、ブーストアップすることは出来ても、微妙なブースト調整ができず、またブーストがかかりすぎるなどの理由で、結局非常に使いにくかったことが最大の弱点でした。

 機械式ブーストコントローラーによるブーストアップの場合、微妙なブースト調整ができないという弱点があるために、ショップ側から燃料増量やマップ変更をすすめられてしまい、そのため余計に数万円のコスト(ブーストコントローラーとセットで10万円以上)がかかってしまうという難点もありました。

 ちなみに、ブーストアップ=燃料増量やマップ変更は「絶対」というのは、これは私個人の見解では偏見で、適切にブースト値にコントロールでき、そこそこのブースト値のアップで十分な体感度合いを得ることが出来るので、必須ではないと考えています。(何十馬力もパワーアップしたい等であれば、話は別です。)

機械式ブーストコントローラーの課題であった微妙なブースト調整がマル秘ホースの最大のウリで、これに気が付くまでに時間と手間がかかりました。

ですから、こういった経緯をご存知でない方や伝わらない方には単純に部材代だけで判断されてしまったり、パクリだと罵られてしまうのだと思います。

 ツーウェイツインターボやシーケンシャル、常時ツインターボ用もサンプルと実験でご協力頂き、データを取ってホースの長さや配管方法、車種別の取説を作成して商品化しています。

 今では私のパクリ?と思われる方も出品されているようですが、ツインターボではまだ私の所にいらして頂けます。また、バネを使ったブーストアップキットから、お買い換えになる方も多くいらっしゃいます。

 ツインターボにも対応しているかをお尋ねしても、対応していないという回答だったようです。

 これらが分からないということは、単なるパクリではないかと思っています。

 また、バネ式ブーストアップ?と称して販売されている方も見えます。値段は私のものより安いので数としては結構売れているようです。

 アクチュエーターのロッドを金属バネの張力で動きを制限してブーストを上げる方法です。

 しかしこのバネ式から私のものに買い替えになるかたもいらっしゃり、思ったようなセッティングにならなかったのではと思います。

 コンピュータやロムを書き換えせず、なおかつ燃料も調整不要でブーストを上げるにはいかにして圧を微調整できるかが課題だと私は考えます。

 実際、私のものに買い換えたお客様にお伺いすると、バネ式では金属バネが伸びて使い物にならなかったとのことでした。

 繰り返しになりますが、機械式ブーストコントローラーの課題であった微妙なブースト調整ができるようなマニュアルを、実験やお客様の声をもとに作り上げているのがマル秘ホースの最大のウリ
ですので、類似のブーストアップ商品やショップでのブーストアップに不満を感じていらっしゃる方は、ぜひ一度お試しください。

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